好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャンプ(8号)私的雑感。

ジャンプで歴史ものってほとんど記憶にない。期待。★覚えた台詞、三本勝負。1.英雄になる条件は、少年が全てを奪われる事。『逃げ上手の若君』2.「誰でもできる。聖人様だろうが殺人鬼だろうが誰がやろうが必ず同じ結果が出る。それが科学だ」(『Dr.STONE』)…

『語咄し編(1)』雑感。(その9)

『野菜炒めの憂鬱』『罰ゲームは特効薬。』が「部活」をテーマにしているのに対し、こちらは「お弁当」。『ひぐらし』の日常生活の象徴とも言える「料理」がとことん掘り下げられる。特に『祟殺し編』に出てきた野菜炒めに関する描写が非常に多い。本文を切…

宇宙の意思という名のタイムマシン。

『ドニー・ダーコ』のDVDを見る。時間移動ものを語るなら見るべきという触れ込みで知った。で。見てサッパリ分からなかった。そもそも主人公が元から激しい妄想癖を持ってるようで、行動原理からして付いていけず。時間移動について(らしい)理屈は会話に出て…

中国製アクションファンタジー。

映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ ぼくが選ぶ未来』(吹替)を劇場へ見に行く。早い時間帯でロングラン上映していた事から試しに見てみた。中国のアニメ作品の水準がここまで上がった、などのレビューを、2019年頃に見かけていた記憶もある。ただ、そうい…

アニメ版『逆転裁判 その“真実”、異議あり!』視聴メモ。(その

『再会、そして逆転(3)』※細かい部分を見逃してる可能性高いです。・倉院の里へ行き来する「霊峰鉄道」。1両編成。・成歩堂、裁判からの帰りの電車で、春美に尋問。・キミ子、ピアスしてる。・今更、焼却炉から装束が出てきた。・屏風に穴。今までこの描写出…

サナトリウム・ライトノベル。

『半分の月がのぼる空』(by橋本紡)、読了。いわゆるライトノベルで読みごたえのある作品、という触れ書きで知った作品。故に、何も予備知識ナシで図書館で借りた。ジャンルとしては、いわゆるサナトリウム文学にあたると思う。闘病ものというには、病そのも…

EP19

『掠奪“してきた”ひとりの花嫁』『松村渚編』以降、CHでは10代の未成年、子供が事件の中心だった。それが今回の事件から、180度の方向転換。今回の美女は『牧野陽子編』以来の、単独の成人、エリート科学者の名取かずえ、である。なお、このエピソードから暫…

ジャンプ(7号)私的雑感。

逆こそが正しい。(The opposite is true.)★覚えた台詞、三本勝負。1.「夕日は沈むんじゃない。昇っていくのだ……。暗い夜にどこかで泣いている子をそっと抱きしめ……かかえ上げ……明るく楽しい明日まで連れて行くのだ……」(『ビルドキング』)2.「なりたいもの、…

映画オタクは宇宙を救う!

『ギャラクシー・クエスト』のDVDを見る。『ピクセル』をきっかけに知ったタイトル。「異星人が地球の(80年代の)フィクションを現実と勘違いする」というモチーフは共通している。宇宙船の乗組員たちが大冒険するSFドラマ『ギャラクシー・クエスト』。その俳…

他人様のスマホを見るのは、犯罪でしょ?

映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』を劇場へ見に行く。今の自分の避難先は、早い時間帯の映画館。半分以上、なりゆきで選択。取りあえず、コレを「コメディ」と称した人は釈明してほしい。見てる途中、何度も気分が悪くなり、席を立とうと悩んだし、そ…

『銀魂』ラスエピ拝みました。

『銀魂 THE FINAL』を劇場へ見に行く。世は緊急事態宣言なれど、ステイホーム出来ない身の自分の避難先が映画館。空いている早い時間帯で見られる物を探すと、必然的に上映回数の多い作品に当たる。『銀魂』は、曲がりなりにもジャンプ読者として、本誌連載…

『語咄し編(1)』雑感。(その8)

『リトル・デーモン』ドラマCDや漫画などの別媒体で見かけた事のないタイトル。読み始めて合点が行った。作中の時期は第二次大戦中。登場人物は当時の雛見沢御三家。そして語り手は、戦闘機から不時着したアメリカ兵。ほぼオリジナル設定&オリキャラで物語…

ゲームブックをSwitchで。

Switch版『火吹山の魔法使い』のプレイを始めた。シンプルかつオーソドックスなRPGをプレイしたかった。Switchを手に入れたら最初にやる作品として決めていた。ただ、自分の場合、プレイ開始までのハードルがまず高かった。我が環境、田舎ゆえに、Wi-Fiなん…

今年のおみくじ2021。

1/7に引いたおみくじの覚書。(スマホで書くのが遅くて載せるの遅れた)第5番 吉新しい事が始まる気配です。人間関係を大切にして周囲との調和をはかれば、物事は大きく発展し、成功を得る事が出来るでしょう。確実に前進する運気です。独断や我がままは折角訪…

ジャンプ(5・6号)私的雑感。

物語は、短いほど私は好きです。★覚えた台詞、三本勝負。1.「惚れた女が苦しむ様を、見たい男がどこにいる」(『アンデッドアンラック』)2.「生まれたことに意味なんてねぇ!!でも生きることに意味はある!お前が決めていいんだ!!」(『We Were Born』(読切…

『語咄し編(1)』雑感。(その7)

『皆愛し編』「みないとしへん」と読む。あらすじを端的に述べれば、「圭一は登場しないが、ルールXとZが突破されている世界」である。梨花と羽入は、他の仲間たちに背中を押され、そして『皆殺し編』終盤の展開をそっくりなぞっていく。『祭囃し編』などの…

本格ミステリ×ライトノベル。

『氷菓』(by米澤穂信)、読了。 全9話の連作短編集。 かつてアニメ版が爆発的に流行った事を覚えている。 「える」という名前の女の子が出てくるという事だけはそれで知った。 変わった名前だからてっきり、ファンタジー寄りの話なのだろうと想像してた。 と…

『BTTF』映画とADVゲームとにおける時間論。

ADVゲーム版『BTTF』、第4章まで来たところで、振り返って一節。この第4章でマーティは、仮にも友人となったエメットを、幸福の絶頂から突き落とし、彼に憎まれる。本来の相棒だったはずのブラウンをも、アイテム活用のために利用する。いっそ残酷なほどに冷…

半・巣籠もり生活、開始。

再び、緊急事態宣言が発令された世の中。しがみついてきた“日常生活”がいよいよ崩れる。ただ、今回は幸か不幸か、飲食店も文化施設も宿泊施設も、営業所そのものは続いている。やりようによっては、完全に引きこもらなくとも済みそうだ。何せ自分、断じてス…

Switch Lite 入手!

長らく品切&高額転売がまかり通っていたSwitch。昨年末頃から、やっと定価販売が見られるようになったため、Lite購入に踏みきった。最後の一押しになったのは『うみねこのなく頃に咲』である。シンプルなテキストアドベンチャーこそが、私の求める「電源ゲ…

弔いは続く。

この連休に、した事と言えば。このところ滞っていた母関連の野暮用。一つは、掃除。出来れば生前に話し合って進めたかった、遺された衣類から手を付けていく。差し当たっての量をまず処分。布だけで300リットルはある。同時にプラスチックハンガーも50リット…

今更DSプレイ中。

『相棒DS』をプレイ中である。出来るだけシンプルなADVやりたいと思って入手。ドラマ『相棒』の初代相棒こと亀山薫時代のストーリーを読める。調べていた前評判通り、ゲーム性はほぼゼロ。次にする行動、行くべき場所は全て指示される。自由行動は一切不可能…

アニメ版『逆転裁判 その“真実”、異議あり!』視聴メモ。(その15)

『再会、そして逆転(2)』春美ちゃん可愛いなー!……だけで頭を埋めてた。以下、面倒くさいミスオタの語り。『再会、そして逆転』は、推理マニアへの挑戦状のような話だ。一言で言えば「装束問題」。殺人事件の際、誰が何を成したのか。成歩堂の推理はどこまで…

『語咄し編(1)』雑感。(その6)

『罰ゲームは特効薬。』こういう話を待っていた!繰り返される惨劇の幕間、束の間の平和なひとときの物語。部活の罰ゲームの一環で、なぜか圭一は女性陣全員を一日ずつ楽しませる、つまりデートする事になる。各登場人物の一人称と、更にいわゆる神の視点の…

探偵役は身体障害者。

『コフィン・ダンサー』(byジェフリー・ディーヴァー)、読了。年末に読もうとして頓挫した本。図書館で借りたが全く読めず、結局買った。読んだきっかけは、ジャンプ巻末の記事で、『僕のヒーローアカデミア』好きな人にオススメとあった事。初出は1998年。…

海上ドロドロ三角関係殺人事件。

『ナイルに死す』(byアガサ・クリスティ)、読了。年末に読もうとして頓挫した本。図書館で借りて読めず、結局買った。読んだきっかけは、ジャンプ巻末の記事で、『ONE PIECE』好きな人にオススメとあった事。本を手に取った時から血の気が引いた。文庫で500…

続・謎から逃げる、ミステリゲーム。(完)

『犯人は僕です 露天風呂編』、2周目(ストーリークリア)。1周目をクリアすると、どんな行動を取れば真エンディングを得られるか具体的に述べられるため、進めるのは容易。改めて、章ごとの伏線を確かめながら、疑惑を0%の状態を保って終章へ。主人公が完全に…

“日常”を守る生活。

この年末年始、私はギリギリまで宿に潜んだ。宿ではひたすら眠り、食事と入浴と筋トレを心がけた。趣味の時間も確保した。ブログ記事の下書きも捗った。さて、仕事初めを迎えた世では、緊急事態宣言が再び出されるという。何度も書いてるが、私は断じてステ…

ジャンプ(3・4号)私的雑感。

ジャンプで法廷ミステリ読めたらウレシイ、けど……。★覚えた台詞、三本勝負。1.「貴様の我儘など取るに足らぬ。貴様はもっと望んでいい」(『破壊神マグちゃん』)2.「『できる』と信じ続けている限り……『できない』はいつだって、『できる』までの途中なんだ」…

ミステリとファンタジーが喧嘩してる例。

『折れた竜骨』(by米澤穂信)、読了。年末に読もうとして頓挫した本。図書館で借りたが間に合わず、結局買った。読んだきっかけは、ジャンプ巻末の記事で、『ブラッククローバー』好きな人にオススメとあった事。読んでる間、何度も違和感で挫折した。私の知…