好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャンプ(9号)私的雑感。

先進国の裏金が途上国への支援に流れる……か。 ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「1000の言葉は、にぎり飯1個に如かず」 (『トリコ』) 2.「内弁慶もいいけど、もっと積極的に人と関わって…

絶望の郷。

『1984年』(byジョージ・オーウェル)、読了。 世間で大ヒットを飛ばした村上春樹氏の『1Q84』……の、(タイトルの)元ネタ。 タイトルこそ「1984年」だが、この作品は1949年に出版されているので、 本質としては未来小説に当たる。 もしも現代でリメイクしたら…

事件119『似た者プリンセス』(第40・41巻)考察。

『容疑者・毛利小五郎』で示されていた伏線の回収。 この事件で、英理と有希子の関係が明らかになる。 が、この設定なら、小五郎が新一の両親に関心を持ってなかった 序盤の展開とムジュンするようにも思う。話の都合か。 もっとも今回は冒頭からして、 小五…

「紅の戦士の冒険」第2話「LEVEL1 - CHAPTER1」

私は、ふもとの村で下調べを済ませた後、 二日間ほど歩いて、火吹き山のそばまでたどり着いた。 休憩がてら、ひとまず背中の荷物袋を外す。 空き地にある岩に腰を下ろし、伸びをしながら山を見上げた。 山肌はどこも切り立った崖のようになっている。 どころ…

アニメ版「Fate / stay night」(第21話)雑感。

『天地乖離す開闢の星』 ・セイバーがギルさんを「アーチャー」と呼ぶ場面。 何度見ても慣れません。 ・貴重な真名も自己紹介しちゃうギルさん。 やっぱサービス良すぎ。 ・戦いの最中に言峰の姿が一瞬映る。 ・士郎とセイバーが話している間、 ずっと笑い転…

続・鎌鼬に挑め。(その5)

「かまいたちの夜2」の「サイキック編」クリア。 第一の事件を目撃した後、真理と会話すると発動決定。 この編では何と、主人公が透から真理に交代してしまう。 しかも何と真理は、サイコメトリー出来る超能力者だという設定。 つまりこの先は、題して「サイ…

「紅の戦士の冒険」第1話「GAME START!」

何から語れば良いだろうか。私が初めて成した、あの冒険についての記録。やはり最初は、あの出来事から始めるべきだ。私が、チョーベリーの剣術学校を修了してすぐの夜。私は先生に、大事な話があると部屋に呼ばれた。先生は、私の成績を一通り確認してから…

ジャンプ(8号)私的雑感。

何でも気軽に打ち明けられる関係ってのが理想です。 ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「イケメンでもないお金もない、おまけに足もクサイ……、 服のセンスもダサイ、トークも超つまらない…

不幸属性は苦手です。

とある映画のDVDを見た。 話題になってる有名な少女漫画の恋愛映画。 この場では、タイトルは伏せる。 (後述の内容で、分かる人は分かると思います) 主人公のヒロインは、小学校時代から15歳に至るまで、 具体的な汚点も無いのに、疎まれ避けられハブられて…

事件118『イチョウ色の初恋』(第40巻)考察。

作者による、幼なじみ絶対至上主義の究極形である。 話の主役は阿笠博士と、その初恋の人である木ノ下フサエ。 彼らの人生を俯瞰するに、そのスパンの長さたるや恐ろしい。 彼らは二人とも 12歳の小学6年生の時、 即ち40年前、9~11月の3ヶ月間の出来事を、…

「紅の戦士の冒険」まえがき

満を持して書いてみる。 「火吹き山の魔法使い」の二次創作。 言ってみれば、「蒼紅の冒険者」の姉妹編に当たる予定。 では以下、例によって、当ブログにupしていく上での注意事項。 ・今までのゲームプレイ記録に則り、週2で連載していきます。 ・全面的に…

アニメ版「Fate / stay night」(第20話)雑感。

『遠い夢跡』 ・英霊としてセイバーを心配していたアーチャーの言葉を語る凛。 今思えば、ある種のミスリーディングになってる気もする。 (追記。読み返したら原作でも同じ位置に会話がありました) ・士郎のデート宣言に爆笑する凛が可愛い。 ・「あいびきー…

続・鎌鼬に挑め。(その4)

「かまいたちの夜2」の「底蟲村編」クリア。 島に向かう船上で、小林に話を向けると発動決定。 「わらべ唄編」とは異なる唄が、なぜかボーカル音声付きの厚待遇で披露されたり、 神社の名前が違ってたり、相違点は多い。 真理が民俗学を学んでたり、透が生物…

ロボット・コスプレ・パーティ。

映画『ロボジー』を劇場へ見に行く。 この日の日記で見た作品。 予告編を見た時からずっと気になっていた。 見た結論としては、早速「当たり」を引き当てた。 「人型ロボットの中に人間が入ってる」 というネタ一本で、約2時間の物語は突き進む。 「ロボット…

ジャンプ(7号)私的雑感。

何事も、最初から出来るわけじゃない。 ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「私達は皆、社会という大きな歯車を回すネジなんです。 誰一人欠けてはいけない世界の一部なんですよ」 (『銀魂…

りふれっしゅ。

ネカフェでホテル予約→昼食→14:00映画館→図書館→18:00夕食→ 18:40チェックイン→入浴→読書したりDVD見たり→23:00就寝→ 7:00起床→朝食→8:30チェックアウト→現在 ……てな感じで。 何かあってもカンペキなアリバイだな、 なんて感想を持つのは推理小説の読みすぎ…

潜伏中につき。

前から目論んでいた野望を果たした只今現在。 仕事疲れと家事疲れとの重なったところに、 家族の八つ当たりで当たり散らされ、とうとう限界。 つまるところ、生まれて初めての本格的出奔である。 本来なら、もっと若く幼い時分に、 家出やら外泊やら言う形で…

「悪夢からの脱出」あとがき。

※この記事は、「悪夢からの脱出」のあとがきです。以下は反転してお読み下さい。 淡々粛々と書き進めていた物語も、これにて終了です。 今回は基本に還ろうと、本来的な一人旅の一人称に決めた次第ですが、 やはり間を保たせる事に苦労しました。 当初は10話…

アニメ版「Fate / stay night」(第19話)雑感。

『黄金の王』 ・アサシン戦やキャスター戦をこなすセイバーの元に、 舌打ちしながら現れるギルガメッシュ。 ギルさん(←と以後呼ぶ)、あんたらしいよ。 ・しかも、いきなり例の倉庫がフル稼働。 ・キャスター&葛木の散った後、地下は大空洞に戻る。 ・ギルさ…

続・鎌鼬に挑め。(その3)

「かまいたちの夜2」の「陰陽編」クリア。 船長から「我孫子」についての話を聞くと発動決定。 管理者のキヨが登場しないため、美樹本が島の説明役を担当する。 詳しい内容は、前作の「悪霊編」に準じたポジションと言えるだろう。 ただ、正直なところ、初見…

おみくじ覚書2012。

今年1/7、ひいてみた御神籤(おみくじ)の記録。 大吉 運気は隆盛に向う時。 目上の人からの引き立てもあり、全ての事が好調に進みます。 こういう時は真正面から当っていけば道は開けます。 人間関係や物事の対応にはゆとりを持って当たるとよい。 自我を出し…

「悪夢からの脱出」第24話「運命に導かれる」

オレは、震える体を奮い起こして、最後の一撃を放った。 クリスナイフを胸に刺された悪魔は、吠えるように叫びを上げた。 蹄の足がたたらを踏んで、振り回した腕が天井のシャンデリアをぶっ壊した。 床に散らばったロウソクは、あっと言う間にカーペットに燃…

ジャンプ(5・6号)私的雑感。

新たな世代に引き継がれていくのは世の必定。 ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「恋愛が必ず成就するべきだなんて、そんな風に思ってるんなら、 この先苦戦しますよ。 失恋だって恋のう…

事件117『疑惑の辛口カレー』(第40巻)考察。

読めば読むほど、じれったい気持ち、もどかしい気持ちに襲われる事件だ。 事件そのものとは異なる謎が幾つも並んでいるためだ。 出題その1。 コナンは今回、 風邪を引いて喉を痛めた上、右手首まで痛めたせいで、 他人に推理させる事に四苦八苦する。 が、冷…

「悪夢からの脱出」第23話「悪魔が召喚される」

食堂に戻って来た。 長いテーブルの上には、上等な銀食器。 おびただしい数のロウソクの灯るシャンデリア。 そして壁紙は全面、目にも鮮やかな深紅。 オレはカーテンのそばにある、呼び鈴の紐を引いた。 数分待つと、執事のフランクリンズが入って来た。 オ…

アニメ版『Fate / stay night』(第18話)雑感。

『決戦』 ・キャスターことメディアの過去のイメージシーン。 望んで悪鬼になったわけじゃない事、アニメ派の人にも伝わってればいいんだが。 ・この回想シーンだとキャスター、 むしろ最初のマスターと共に何者か(ランサーとか)に襲われて、 死にかけたとこ…

続・鎌鼬に挑め。(その2)

「かまいたちの夜2」の「わらべ唄編」エンディングの回収作業開始。 フローチャートから未読の分岐点を探し、総当たりを仕掛けている。 それで知った。 今作では事実上、惨劇を回避できない。 早めに犯人を指摘しようとしても、 情報が足りないせいだろう、 …

初夢。

気がつくと私は、寝床で眠る自分自身を見下ろしていた。 意識が抜け出ているのかと眺めている内、やがて私は目を覚ました。 寝床から出て、身支度を整える。 部屋を見ると、本棚が無い。 それはそうだろう。本なんか読まないのに。何を考えているんだ。 窓か…

「悪夢からの脱出」第22話「DEAD ENDに誘いこまれる」

オレは鏡を通り抜けて、元の応接室に戻った。 もう誰も居ない。 応接室を出て、慎重に廊下を進んで行く。 廊下の幅は広くなり、別の廊下と交差しているが、 このまま同じ方向へまっすぐ進む。 やがて向かい合った二つのドアのある所に来た。 右手のドアを前…

事件116『本庁の刑事恋物語5』(第40巻)考察。

『悪意と聖者の行進』で出てきたトロピカルマリンランドが舞台となる事件。 何はともあれ、とにかく言いたい一言。この事件での警察官たちに。 お前ら仕事しろと。 彼らの言動を擁護する事は、私には出来ない。 警視庁捜査一課のエリート刑事であるはずの彼…