2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
私たちが入ったのは、恐るべき場所だった。 闇の中、明かりで照らされて見えるものは、くすんだ灰色ただ一色のみ。 壁も、天井も、床も、コンクリートで固められた通路が、 縦横無尽に走っている。 「そういえば、聞いた事がありますよ。 山川耕造は、昔から…
今年1/5、ひいてみた御神籤(おみくじ)の記録。 中吉 運勢はのぼり坂にさしかかり、夜明け前。 新しい事に手を出したくなるのですが、いまは基礎となる力を養う時。 焦らず地道に努力を重ね、明日にそなえること。 これまで金運の乏しかった人は、 この際、貯…
分からないから、不安になるんだ。 ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「鈍感は罪だな」 (『クロス・マネジ』) 2.「オマエ達の言う“魔女”とは“己の無知”だ」 (『HUNGRY JORKER』) 3.「私は…
『白き探偵、黒き魔女。――うみねこのなく頃にrewrite――』の 『2nd Game I am a liar. 』前編up。 今回は、今までで一番苦労したように感じていたが、膨大なデータ量を知って納得。 原作EP1~5までリミックスした結果だろうか、必要最低限しか書いていないつ…
平次からの与えられた情報に従って動くコナン・灰原・阿笠の三人。 水無怜奈の父親の知人の孫、という何とも遠回りな関係の、 か細い手がかりを手繰っていく。 メインとなる事件自体は、結果的には微笑ましい。 一時は組織の手が回ったのかと焦るものの、 ご…
3DSの『レイトン教授と奇跡の仮面』を挫折した。 どうやら、「レイトン」シリーズへの我が興味は、 『最後の時間旅行』で終わっていたようだ。 というか、『不思議な町』が唯一全という考えは今も変わらない。 現在と過去とをガクガクと往復するストーリーに…
『幼年期の終わり』(byアーサー・C・クラーク)、読了。 藤子F短編で出てきた「オーバーロード」という言葉が長年気になっていた。 それで読んでみたら、年くってから読んで良かったと思った1冊だった。 どれほど沢山の作品に触れようとも、私が一番不得手と…
書斎の隣にある応接間では、大きなソファがまず目に留まった。 その上には、花を生けた花瓶――の描かれた絵が掲げられている。 私は、額が微妙に傾いている事に気づき、直そうとすると、 壁にボタンのような物があるのを見つけた。 「何なんでしょうかコレ」 …
女性主人公・アーチャールート・終結。 2周目プレイで藤ねえのおつかいをコンプリートしたご褒美に、 最後のアリーナが解放される。 そのアリーナの最奥部に鎮座まします、裏のラスボス。 裾をからげた和服の上に革ジャケ羽織った、 ナイフ使いの両儀式。 攻…
何もせずに見守るって愛情もある。 ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「同じように見えて違うのさ。 感情論だけど、自分の力で手に入れた物と、人に力を借りて手に入れた物とでは重みが違…
時間を作って、映画『大奥(右衛門佐・綱吉編)』を劇場へ見に行く。 年末から延び延びになっていた予定をやっと消化した。 それにしても、前の『水野・吉宗編』でも思ったが、 セックスがテーマの作品を、全年齢対象で堂々と上映するなんて、 海外じゃあり得…
これで6回目のキャンプである。 そして『青の古城探索事件』以来のビートル故障である。 「身近にある意外な凶器」というモチーフは、 『アイドル達の秘密』と重なる。 事件の要は、発覚したその時における登場人物の足下。 ただ、残念ながら原作の紙面のみ…
女性主人公・アーチャールート・7回戦。 この章ではついに、ラニがアトラス院による人造人間(ホムンクルス)という事と、 そしてアーチャーの素性が判明。 事実上、『stay night』の第二ルート(凛ルート)を補完する内容になっている。 ステータス画面での解説…
この日の日記の答えは、千葉勝浦の海岸。 気心知った仲間三人、この度に行ってきた旅先である。 とにかく今回は、特に何もせずに取り立ててぐだぐだするのが目的。 お昼前に勝浦駅に到着。やる事ないまま、ほてほて散歩。主に街中。 ↓ 勝浦タンタン麺で昼食…
被害者は悪どく儲けているというわりに、その書斎はやや簡素な内装だった。 部屋の壁には書棚が並び、中央には木製デスクが置かれている。 そのそばの床に、テープによる白線で人型が取られていた。 タカちゃんが白線の近くに屈んで説明した。 「死亡推定時…
女性主人公・アーチャールート・6回戦。 弁当イベントでは、凛ちゃんの中華料理の方を食べる流れに。 つまるところ、この主人公はアレか、色気より食い気なのか。 なお、この時、アーチャーのコメントが主夫っぽいのが彼らしい。 ラニと仲良くなるルートでも…
足が疲れて進めない。 宿で休んでまた歩き出す。 足が痛くて進めない。 杖にすがってまた歩き出す。 本当に欲しい物は、宿でも杖でもない。 この傷を癒す薬だ。
『虎よ、虎よ!』(byアルフレッド・ベスター)、読了。 恥ずかしながら初読である。 昔から、タイトルだけは何度も見かけていた。 その1。『GS美神』での能力者・タイガー。 その2。小説での文字の大きさやレイアウトを変える手法の元祖。 その3。『紫色のク…
今まで繰り返し用いられているモチーフがまた用いられている事件。 一つは、(磁性体の)テープ類。 『大学教授殺人事件』や『小さな依頼者』と同様、 作者得意のワイヤートリックでの「糸」として、無類の強さを誇る物体。 本当に、文字通り糸である。 特に注…
女性主人公・アーチャールート・5回戦。 アイテム集めやアリーナ踏破率をアーチャーに褒められたりしながら。 ついにやって来た、ユリウス戦でのアーチャー弱体化。 思えば、この人が苦しげな素振りを見せるのって初めてじゃなかろうか。 原作(stay night)だ…
時間を作って、『レ・ミゼラブル』を劇場へ見に行く。 今回も内容には触れない。 本当は年内に見るつもりだったが、 掃除やら買物やらに追い立てられて時間を取れなかった。 見ようか止めようか、最後まで迷っていた。 ・メイキング映像の予告編を何度も見せ…
市街地から、細い道を少々歩くと、打って変わって深い森に差しかかる。 その森の端に位置するように、山川耕造の屋敷はあった。 この町特有の、いわゆる「異人館」の外観だ。 どっしりとした煉瓦作りの洋館である。 「頑丈に出来てますねえ」 タカちゃんはメ…
女性主人公・アーチャールート・4回戦。 対戦相手は臥藤門司。 自分のサーヴァントを神だと崇める異様な人物。 それでそのサーヴァントっていうのが、何というかその。 ボロボロのスカートはいた、ざんばら金髪のねーちゃんって一体何。 一応、知識としては…
好きな事なら、全力出して! ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「勝つ為に今オレにできることがあるのなら、なんだってやるよ」 (『クロス・マネジ』) 2.「出来ないから、出来るように工…
今日の朝、見た景色です。 (詳しくは後日に)
2週完結のショートストーリー。 オチは単純極まりない。 英理と会っている男性の正体は、 少なくとも私は一目で割れた。 わざわざドッグカフェで浮気の密会をする男女など 居るまいし。 作者としては、自分が知ったばかりの猫の生態を 披露したかっただけだ…
女性主人公・アーチャールート・分岐点。 一番の悩み所。 1周目で、凛を助けてラニを見捨てるルートでも一晩悩んだというのに。 今回の目的は、ラニを助けて凛を見捨てなきゃいけない。 さもないと、アーチャーVSランサーの図を拝めない。 それで懸命に、頭…
『樽』(by F.W.クロフツ)、読了。 恥ずかしながら初読である。 日本では西村京太郎氏の十八番となっている 「アリバイ崩しもの」の元祖こそ、この『樽』だ。 全体の話は長く、三部構成になっている。 港に着いた不審な樽と、その受け取り主を追う第1部。 第1…
何年聞いても、この警報(サイレン)の音には慣れない。 私は赤色灯の回るパトカーから降りると、潮の香りを胸に吸いこんだ。 今日も、神戸市の花隈町は好天だ。 だが、こんな素朴な地でも事件は起こる。 消費者金融の一つ、「ローン山金」の社長が不審死が通…
女性主人公・アーチャールート・3回戦。 校内をさまよう白衣姿の幽霊を見たり、 自室でアーチャーから「正義の味方」の話を聞いたり、 伏線を味わいつつ話を進める。 アリーナでは、隠し通路を調べながら、ありすを追う。 そこで、「遠見の水晶玉」と「強化…