2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「キール編」を差し置いて、まだまだ連載の引き延ばしは続いていく。 長野県を舞台にした、武田信玄の「風林火山」による見立て殺人。 サンデー連載当時の2007年に大河ドラマで流行っていたという理由こそ 安直だが、純粋に興味深いテーマだ。 問題は、その…
男性主人公・キャスタールート・5回戦。 弱体化イベントについては、最初から恐れていた通りの結果に。 物理攻撃は、ほぼゼロに等しい非力ぶり。 凛に魔力を回復してもらってからは、打って変わって戦闘が楽になる。 戦闘終了時にMP自動回復するようになった…
これにて『シュタインズゲート』完全クリア。 この章のオープニングは白眉。 普通にエンドマークが出ると思わせて、その後まだ話がつづく流れは目を惹いた。 時間移動の手段は、更に一段とバージョンアップ。 限られた文字データのみ、記憶のみといった制限…
五山送り火を拝みに来て以来、約1ヶ月ぶりの京都だ。 何度見ても、ここの町並みは独特だと思う。 京都タワーをはじめとする現代のビルが並ぶ一方、 1000年を優に超える歴史的な建築物も溢れている。 半分観光気分で町をさまようタカちゃんを横に、 私は改め…
この辺りからストーリーが大幅に分岐するらしいと知って、 攻略サイトと首っ引きで最初からやり直し。 STARTボタンでの既読スキップのお世話になった。 紅莉栖の側に立つか、まゆりの側に立つか。 ネタバレ防止のため少し伏せるが、 どちらを選んでも、実は…
本気で戦いあえる友人たち。少年誌の至高。 ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「どんな手でも勝ちは勝ちだから……。 くー! 負けたぜ! ちくしょー! ツエーなオメー! オレ様の完敗だぜ!…
『ユービック』(byフィリップ・K・ディック)、読了。 今回は借り物。 『マイノリティ・リポート』を貸してきた友人からの2冊目である。 「話が難しくてなかなか進めないから先に読んで~」(←意訳) と言われて読んでみて、なるほどと痛感。 率直に言って、純…
組織もFBIも跡形もなく消え去って、 一般的なミステリが展開される。 「半分倒叙」で描かれる、 「ワイヤートリック」による「アリバイトリック」が、 コナンが「犯人の手を見るのがきっかけ」になって 解き明かされるという、 作者お得意分野のフルコース。…
憎い宿敵とついに対決!……の割に、淡々と話は進む。 今になってやっと萌郁の素性を探るのも後手すぎというのもあるが、 最大の理由は、タイムリープにデメリットが全く無い事だ。 何があろうとどうなろうと、ラボに帰れさえすれば、 語り手は無策であっても…
結局、川村の行方はつかめなかった。 ホステスの恋夜にも任意同行を求めたのだが、 自分には関係ないと突っぱねられてしまったのだ。 認めたくないところだが、 そろそろ捜査が手詰まりになってきた。 平田の行方、川村の行方、それに密室殺人のトリック。 …
恋愛ものの形を取ったSFだと思って買ったら、 実際には、SFの形を取った恋愛ものだった事に嘆息。 内容はもう、甘酸っぱくて恥ずかしい。 仮にも、人ひとりの生死がかかってる非常時に、 何とのどかな事をやってるんだろうか彼らは。 そもそも本来、タイムリ…
女性主人公・キャスタールート・4回戦。 確かセイバールートでは、純粋に 攻撃力防御力ともに強い敵に苦戦した事を思い出す。 なので、とことん可能な限り、経験値を稼ぎまくった。 エネミーハンティングでも、強化スパイクを使って徹底的に走りまくる。 お…
以前、『銀魂』アニメで揉めた事あったよね。(レンホウ) ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「諦めなければ必ずできるとは言わねぇ。けど諦めたら何も残んねぇ」 (『黒子のバスケ』) 2.「…
映画『オズ はじまりの戦い』を劇場へ見に行く。 1939年映画版『オズの魔法使』の前日譚、そしてオマージュでもある。 現実の世界はモノクロで、魔法の世界はフルカラーという対比が まず一番の共通項だろう。 他にも、ニヤリとさせられる場面は多い。 マン…
「キール編」の佳境、これにて閉幕。 前回初登場したキャメルは、登場2回目にしてもう劣化。 ジョディやジェームズに至っては……彼らの名誉のために伏せようか。 ビル内での殺人事件の内容は単純。 「What time is it now?」 「Sightseeing, ten days.」 など…
うたた寝しながらページ送りとバックログ一気読みとセーブとロードを繰り返してたら、 自分がどこまで進めたのか分かんなくなってきて。 気づけば、既読スキップ機能も使いこなせるようになってきた。 攻略ルートは結構複雑。 紅莉栖への返信だけで、こんな…
『虚構推理』(by城平京)、読了。 『うみねこ』関連で知った作品の一つ。 いわゆるファンタジーと、いわゆるミステリーとは、 むしろ非常に相性がいい。 例えば『殺竜事件』や『紫骸城事件』辺りは、 「剣と魔法の世界」を舞台としたミステリと呼べる。 この…
もしもネタバレ知らずに読んでたら、この章でPSPぶん投げてたかも。 同じ人が、銃で撃たれ、車に跳ねられ、人体実験され、電車に轢かれ、 ナイフで刺され、また撃たれ、また撃たれ……と、殺人事件のアラカルト。 その度に語り手は時間を戻る繰り返し。 何でこ…
道行く人に尋ねつつ、紙マッチの店名であるスナック「PAL」に到着した。 カウンター席中心の、比較的シックな店だ。 常連らしい客で、既に席はほぼ埋まっている。 店の奥では、マスターが優雅な手つきで立ち居振る舞っている。 私はマスターに、山川耕造の写…
成長してこそ、ヒーローだ! (裏表紙のコピーライト) ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.真の痛みは、体を走るものではない。心を締め付けるもの。 (『トリコ』) 2.「後悔は試合終わってか…
音声完全OFFのまま、Rボタン長押しで高速スクロール→バックログ表示 という形で一気読み。 おかげで、細かい粗を気にしないで済むようになってきた。 外見変わらず性別だけ変わったり、 秋葉原から特定のジャンルの店だけが消え失せたり、 観測者に都合よく…
キールの半生が徹底的に解き明かされ、事態は収束していく。 その一方で、『名探偵コナン』という作品の意義が、徹底的に破壊されていく。 1.時系列の矛盾。 宮野明美の死が「数ヶ月前」と断言されてしまった。 ここまで既に50巻以上、ざっと10年の物語を積…
男性主人公・キャスタールート・分岐点。 何周やっても一晩悩む。 原作(stay night)でも、セイバーを守れば桜を救えず、 桜を守ればセイバーが敵になるわけで、 キャラ全員が幸せになるのは難しいという理屈は分かるけど…… やっぱりモヤモヤする。 凛とラニ…
『名探偵に薔薇を』(by城平京)、読了。 『うみねこ』関連で知った作品の一つ。 「真実を解き明かす事は正しいのか?」という大きなテーマを考えさせる意欲作。 作品は2部構成。 第1部では、架空の毒物、その名も「小人地獄」をきっかけに 引き起こされる殺人…
ごめんなさい。ネタバレほとんど読んじゃいました。 第4章の途中で完全に力が尽きた。 この作品の時間軸には、復原力が存在している。 「時間の輪」は開いていながら、 絶対的観測者である語り手の有意識・無意識に沿った形に修正される。 語り手は、まさに…
事件現場で見つかった紙マッチに従って、その近辺にたどり着いた。 まだ日の暮れるには間のある時刻だが、 早々とネオンの点いた店も見受けられる。 何やら「劇場」と書かれた看板が目に留まったが、 健全な物でない事だけは間違いない。 「先輩! 見てくだ…
けなす価値さえ無い作品ってのも有るのな。 ---------------------------------------------------------------------- ★覚えた台詞、三番勝負。 1.「私一人では、これが限界ですわね。 だから……仲間がいるんですのね――」 (『HUNGRY JOKER』) 2.「子供は大人…
いよいよ過去改変に成功する主人公、を傍から見ていて地団太踏みたくなる私。 だ・か・ら、何でこの主人公は記憶の食い違いを仲間に相談しようとしないのか? 得体の知れないタイムトラベラーとだけ、ケータイメールだけで言い合った末、 一人勝手に自己完結…
この事件で、ようやく「キール編」の終幕が始まる。 『組織の手が届く瞬間』以降に張られた伏線が、怒濤の勢いで回収されていく。 話の規模はFBIどころか、とうとうCIAまでに拡大。 その渦中に出てくる人々が、誰も彼もがトンデモナイ。 例えば本堂瑛祐は、…
『猫の舌に釘をうて』(by都筑道夫)、読了。 『うみねこ』関連で知った作品の一つ。 ミステリでは、内容のみならず、物体としての「本」そのものが トリックに活かされているというタイプが有る。 泡坂妻夫氏のアレとか、辻真先氏のアレとか。 この本の魅力を…