好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

私が影響を受けたものは。

今週のお題。体調のすぐれない時に、またもトラウマを抉られるフレーズが来てる。

「影響を受けたもの」を書くって、それ就活か? ESのジコアピのガクチカか!?
当時も、どうにもうまく書けなかった記憶。
家庭事情の原体験に触れたら、特に今の自分は限界を超える。

そんな自分に語れそうな事柄といえば、自炊能力を鍛える際にお世話になった(=影響を受けた?)物の列挙か。

飽食の時代のはずなのに、ひもじさに追われてた子供の頃。
まず、家庭科の教科書に救われた。
復習と称して、教科書に載ってる料理を独学で作り始めた。
最初の頃は当然うまくいかず、台所を占拠した事で家族に怒鳴られた記憶が残る。

結果、レシピがあれば作れるようになったが、つまりレシピ(に伴う材料)が無ければ何も出来ない。

学生時代、ネットで「酢漬けか味噌汁にすれば何でも食べられる」という旨の記事に衝撃を受け、とにかく安く買えた食材でどうにかする術を模索していく。
余裕があれば、本で知ったレシピに沿っても作る。
外食も、自分の知らない料理を知る勉強だ。

我流で作った品を他人様にふるまって喜ばれた辺りで、一応の自信を持てた。
買った惣菜を盛りつけるだけでも充分に料理、というのは『ひぐらし』で読んだっけな。

冷静に振り返ると、対面する人間よりも、本やネットの書き手という意味での人間から受けた影響が、自分には非常に多い。
何事も受け売りで生きてるのかもしれん、自分。

それでは。また次回。