PC版時代、私の環境では読み取れなかった、エンドロールのローマ字部分。
Switch版である程度解読できたので、抜粋して記録。
雛見沢営林署人質籠城事件
物は取っても命は取らない。人質は取っても命は取らない。
もうそういう時代ではないのでしょうか……。
■発生
これを打っている現実は、これまでより、ほんの少し余裕があります。
でも油断は禁物ですね。早くマスターアップしないと。
■場所
ひぐらしも早いもので、もう6話目です。
連載終了まで、あと1年。ようやく終わりが見えてきたという感じです。
これだけ長い作品を、たった1年で完成させる気だったとは。
当時の自分のあまりに大胆すぎるスケジュールにビックリしますね。
■概要
りゅうぐう、という読み方より、たつみや、とか、たつのみや、とかの方が良かったかなぁ。
名づけといて何ですが、読みにくい名字にしてしまったものです。
もしも竜宮さんという方が実在したらごめんなさい。
今でこそ、対テロと叫ばれ、警察の銃武装にも寛容になりましたが、昭和のこの時代はとても世知辛く、警察がちょっとでも武装すると、すぐに警察国家という批判を浴びたのでした。
そのため、この当時にも、対テロ部隊は実在したらしいですが、国民の批判を逃れるため、その存在を秘匿されていたのだそうです。
屋根の上で戦うという設定はともかく、背景が準備できるかが不安ですね。
八咫桜さんから、意外に調達が難しいとの連絡を受けてますので。確かに屋根の上って、あまり見ないです。
クラスメイト25人のリストとかあれば、カッコ良かったかな。流石にそれだけの名前を用意する気力と体力ががが。
そう言えば自分、親しい友人のネームは覚えていても、それ以外のクラスメイトのネームは結構覚えてないもんだなぁ。
■園崎魅音
今回一番、可哀想な人かもですね。目明しで人気が出たのを、レナがひがんだに違いない。
草案の段階では、彼女が殺されてしまうという設定も考えていました。生存させられて良かったです。
余談ですが、軽症の定義とは、全治4週間以内のことだとか。
■古手梨花
彼女の出番を少しずつ増やしています。少しは存在感出てたでしょうか。
今回はいわゆる黒梨花がいっぱい出てきましたね。子供の体に大人の心。
ちなみに大人の体に子供の心は大勢いますね。僕もデス。
■北条沙都子
彼女は特に出番なかったですね。ラストで少し出番を設けました。
沙都子は魅音に似たところがありますね。本当は弱いのに虚勢を張っているという点でです。
沙都子は泣きたい時、大っぴらに泣くためか、本心を偽っていないだろうというある種の安心感を感じませんか。
■前原圭一
ついに正解を果たした主人公。彼の乱暴な言葉がレナに届いたのは奇跡かもしれません。
基本的に、パラノイアの人には頭ごなしの否定は禁物とされています。
さりげない疑問を投げかけ、相手が自ら妄想であることに気づくようにする。これが正しい対処だそうです。
今回の圭一くんは、いかがだったでしょうか。
少しは主人公らしく見えたならいいのですが。がんばれ圭一。竜騎士も応援してるぞ。
話は変わりますが、今回のシナリオで圭一とレナのひょうくがどう変わるかが気になります。
処女じゃないと許さない日本人の潔癖症は彼らの罪を許してくれるのでしょうか?
少年への厳罰が叫ばれるこの頃ですが、更正も認めてあげたいものです。
■逮捕者(竜宮礼奈)
基本的に少年法というものは、少年が更正するという前提に基づいています。
逆に刑法は、もう犯人は大人だから更正はないだろうという考えから、懲らしめる罰、つまり懲役が科せられるわけですね。
確かに最近、少年法の犯人内では到底、量刑が不適当な凶悪犯罪も増えています。
もはや、更正するか否か年齢で割りきれる問題ではないのかもしれません。
それこそ不定刑とし、更生の余地があるかどうか量るべきだと思いませんか?
少年犯罪の悪化は昔から、メディアが彼らに悪い知識を吹き込むからだと言われ続けられてます。
かつては漫画、そしてゲーム。今やその矛先はネットに向けられています。
遥か昔、私たちの祖先は、無知は罪と教えてきました。
それが今や知ることが罪となろうとしているのですから、歴史はやはり天秤。揺り戻すようにできているのかもしれませんね。
でも、だからって挫けるな。現代の少年諸君。
今時の若いもんは、なんて言葉は古代の魔の時代から言われてるそうしゃないですか。
必死で生きてどんどん色々失敗して色んな経験を積んでください。
そしてその失敗を誇ること。他人の失敗を讃えること。
失敗がカッコ悪いという考えがあらゆる挑戦から少年たちを遠ざけ、若さを浪費させているのですから。
偉そうな内容でごめんなさい。ファンレタを送ってくださった、若い方々への応援の言葉になれば幸いです。
今一番欲しいものは時間。もしくは自分の分身ですね。感想などのメールを送ってくれた、皆さんにお返事が書きたいです。お返事ができなくてごめんない。
皆さんの応援に励まされて、ここまで連載を続けることができました。本当にありがとうございます。
話は変わりますが、国民参加の裁判システムが徐々に動き始めていますね。
検察審査会のメンバーすら嫌がるのに、裁判官なんて彼らは引き受けるでしょうかね。職場の理解が得られないとか貴重な休みが奪われるとか。なるほど気持ちは分かります。負担ばかりで報酬も交通費程度出るからね。
余談ですが、検察審査会で最も取り上げられる案件は何かご存知ですか?
“選挙犯罪”です。対立陣営の揚げ足取りが全体の案件のほとんどを占めています。
一方的な被害を被りながら補償が受けられない哀れな犠牲者を救済するはずの制度も、結局は法律を知る者たちに、おいしく利用されているんですね。
この点において、知る者こそ権利を享受できる。即ち、知らないほうが悪い。無知とは罪である。そう言えるのです。
その一方、知ったから罪になるような有害情報も多いです。
大事なのは、知った情報の善悪を判断する力なんでしょうね。
まとまりのない滅茶苦茶でごめんなさい。