謎惑館 第三話「四季」
タイトルに偽りあり。
夏・秋・冬の話はあれど、最も明るいだろう春が出てこなかった。
最後に冬が明けるのを期待してたのに。
夏の、風鈴の部屋や蛍の部屋では、のんびり出来た。
秋から、再び段々くたびれ始める。
左右を見回しての虫探しの部屋はまだしも、ブランコの部屋がきつかった。
3DSを全力で前に突き出しながら喋れという無茶ぶり。
お神輿みたいに腰から体を動かしてもうまくいかなった1周目。
(追記。上画面に上下左右のマークが出ている時に3DSを動かせば良いようです)
冬がまた勝手が分からず困った。
囲炉裏の火を起こすために息を吹くのだが、
ふぅーふぅーと吐く内に息が切れ、仕舞いには本当に咳き込んだ。
某ゲームの指紋取りのような、ふはぁっ……という
静かな吐き方でいいと後で気づいた。
最後のオチを見た時は、
つくづくこの作品は、辻褄合わせを放棄してると悟った。
「どんなに理不尽でも、そういう創作物だから」と開き直られたら、
はいそうですかと言うしかない。
寂しいな。
それでは。また次回。