好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

続・鎌鼬に挑め。(その2)

かまいたちの夜2」の「わらべ唄編」エンディングの回収作業開始。

フローチャートから未読の分岐点を探し、総当たりを仕掛けている。

それで知った。
今作では事実上、惨劇を回避できない

早めに犯人を指摘しようとしても、
情報が足りないせいだろう、
透の推理は最後までどうしても届かない。

強いて言うなら、第一の殺人事件の際、
被害者の所へ行って現場に居合わせるのが、
一番マシなパターンだろうか。
透は負傷するが、それ以外は誰も傷つかずに島から帰れる。
だがそのパターンでも結局、犯人を捕らえる事は出来ないわけで。
違う舞台での殺人事件がいずれ起こるはずだ。

結局のところ今作では、
どんなに分岐しても小ネタが変わるか、
あるいは即DEAD ENDになるかというくらいで、
本筋はほとんど動いてくれない。

その小ネタも玉石混交というか、
私の性には合わない物が少なくなく。
特に、眠れずに過ごす晩の悪夢は、もう読み返せない。
大量の虫やら、カニバリズムやら。
今作はスプラッタ方面に特化してるという評判は正しかった。
頑張って読みます。

それでは。また次回。