「かまいたちの夜2」の「サイキック編」クリア。
第一の事件を目撃した後、真理と会話すると発動決定。
この編では何と、主人公が透から真理に交代してしまう。
しかも何と真理は、サイコメトリー出来る超能力者だという設定。
つまりこの先は、題して「サイコメトラーMARI」みたいなSFミステリになる
……と期待した私は、またも裏切られる。
話の内容は、前作での「スパイ編」に近いだろう。
少年少女たちに「ガンツフェルト症候群」なる病を引き起こし、
人為的に超能力者を作ろうとした「ミネルヴァ社」を巡って、
血で血を洗う攻防戦が繰り広げられる。
だから当然、真理は主人公として死にまくる殺されまくる。
下手すると何の事情も分からないまま死んでいく。
途中、透が幼い性格である事が壮大な伏線となった時は、
驚くと同時に複雑な気持ちになった。
「悪かったなガキっぽくて!」という透のコメントが聞こえた気がした。
そして、またも救いのないトゥルーエンディング。
大虐殺の末、真理以外の誰も生き残らない。
下手すると、真理さえも生き残らない。
この辺りになってくるともう読書というより、半ば作業になってきた。
フローチャートで未読部分を探しては読むの繰り返し。
私が見たいのは死体じゃなくて謎解きなんだと痛感。
読むスピードはどんどん加速中です。
それでは。また次回。