映画『おとなの事情』のDVDを見る。
本家本元、イタリア版を購入してじっくり見た。
序盤は、幕版洋画の恒例、「登場人物の名前が頭に入らない現象」で少し手こずる。
そのため、一旦ビデオを止めて自分なりにメモを書き留めて再挑戦。
見終えて実感。
このキャラやシナリオの設定はイタリアこそ似合う。せめて欧米じゃないと合わない。
子供の頃からの幼馴染みの男性4人が、自分らの家族ぐるみで開くホームパーティ。
酔った勢いと話の盛り上がりから、何となく始まったスマホ開示ゲーム。
はじめは笑えるレベルだったのが、やがては参加者の心の闇や、家族問題、ゆるすぎる下半身などが暴露されていき、最終的に全員の関係が瓦解してしまう。
が……それは、あくまで月蝕の夜がもたらす狂った夢。
彼らは、開示ゲームを「しなかった」。
謎は謎のままに閉じられる。
ただし、ラストのこの解釈は私の個人的な物。
見る人によっては混乱してしまってるようで。
その人なりに想像するのが、この映画の楽しみ方ではないかと思う。
それでは。また次回。