好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

思いは半世紀をも超えて。

映画『あやしい彼女』を劇場へ見に行く。

私が長年追い求めてるテーマの内、「時間移動」と「二重身(ダブル)」と、
二つも入ってる作品を逃すわけにはいかない。

それで見た結果、お気に入りの作品となりました。
「すこしふしぎ」な、そしてミステリ的趣向も多々。

不思議な写真館での奇跡により、
70代から20歳(くらい)に若返った主人公。
女手ひとつで娘を育て上げ、苦労を重ねてきた彼女は、
全てを捨てて別人の人生を満喫する。
そんな中、彼女は長く好きだった歌で生きていく事を決める……。

とにかく驚いたのが、伏線の丁寧さ。
序盤に出てきた場面が後々になって収斂していくのは見事。
無駄な場面がほとんど無い、フェアプレイ精神まで感じましたとも。
いっそ白々しいほどの、手放しのハッピーエンドも私の好み。

あと個人的にアピールしたい点。
幼なじみ属性好きは絶対見とけ。

後日調べて、韓国映画の本案だと知った。
いつか元々のバージョンも見てみよう、と覚書。

それでは。また次回。