好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その16)

『おきゃんスチュワーデス 獠の教官物語』
(堀越ちえみ編)

TVシリーズ初のアニオリ展開。
時代性の強い特殊な職業にまつわる事件を解くという要素に絞られた、シンプルな内容。
依頼人の“美女”が男好きという設定が独特。
香が積極的に解決へ動くのも印象に残る。

・飛行機の機体に「THANDER 747」の字。
・この時代のスチュワーデスはまさに花形職業で、依頼人の「堀越ちえみ」は、ドラマ『スチュワーデス物語』(1983~1984年)の主演・堀ちえみ氏から……って、今や注釈が必要ですな。
そもそも「スチュワーデス」って単語からして死語だもんな。今はCAですね。
・「おきゃん」も死語か。おてんばとほぼ同義。
・香とちえみの待ち合わせた店。「DANDELION」
・「CITY HUNTER」ロゴの入ったペアマグカップ。欲しい。
・獠&ちえみ、袴姿で合気道……って、この道場は一体ドコ!?
・ちえみの泊まっている部屋。「HOTEL SUN ROUTE」1306号室。 
ハンバーガーショップ「ワクドナルド」。
・敵の車。
ナンバープレート「新宿57 ゆ 57-07」のみならず、「Quick ABARTH」の字も読み取れる。
・獠は「俺パイロットに職替えしようかな」と、ちえみを口説き、パリでのデートを取り付ける。
……獠の生い立ちを知ってると、ツッコミが追いつかない。
飛行機乗りになるのは無茶だし、そもそもパスポートどうすんの。
・敵地。「極東物産 FAR EAST EXPORT」
・香の服襟に発信器、獠の車に受信機。柏木圭子編の展開が既にここで。
・敵の感電が完全にギャグ描写。
・離陸直後の飛行機からパラシュートで脱出する獠。
ほとんど乗ってない状態だから、原作との整合性は一応取れる。
清水美津子編での齟齬がつくづく悔しい。

それでは。また次回。