ゲームブック「地獄の館」の新訳版・「ハウス・オブ・ヘル」をクリアした。
「ソーサリー」に続く、約20年ぶりの悲願達成である。
この作品は、とにもかくにも意地が悪い。
正解ルートは、基本的にほぼ一本道。
選択肢を一つでも間違えれば、それだけでもうクリアは不可能。
それどころか、不可能なのにも関わらず、
なのに散々あちこちのイベントに振り回されて苦労して、
もしかしてと期待させてから、Game Overに叩き落とされる。
あの部屋やあの部屋やあの部屋のイベント達が、
結局全部無意味だったと知って、少しだけ寂しくなった(苦笑)。
寂しい点と言えば、主人公の設定が変わったのも、その一つ。
旧版では、後ろ暗いところもある男性だったのが、
新版では、日本から留学してきた女子高校生になっちゃって。
おどろおどろしい挿絵がソフトになったのは悪くないんだが。
最終的には「ハウス・オブ・ヘル」でも、「ソーサリー」と同じように、
リプレイ二次創作を書けたらと考えている。
孤独な一本道のため、「ソーサリー」ほどには自由に書けないかもしれないけれど。
なお、その際、主人公は男性にする予定。
ストーリーの展開上、女の子だと無理があるんで。
それでは。また次回。