映画『オズ はじまりの戦い』を劇場へ見に行く。
1939年映画版『オズの魔法使』の前日譚、そしてオマージュでもある。
現実の世界はモノクロで、魔法の世界はフルカラーという対比が
まず一番の共通項だろう。
他にも、ニヤリとさせられる場面は多い。
マンチキン人たちの歌と踊りとか、
死の眠りを誘うケシの花畑とか。
逆に、そういった予備知識ナシの人が見ると、
地味な作品に思えるかもしれない。
魔女との決着など、消化不良に終わってる部分は全部、
その後のドロシーの冒険の方につながっているのだ。
出来れば、この作品の時代が19世紀初頭だという点も踏まえて見てほしい。
”当時最新”の科学で、モノホンの魔法を蹴散らす様が、
この作品の肝なのだ。
……と、ここで身近な疑問を一つ。
実は我が周辺、元々の「オズの魔法使い」自体の知名度がやたら低い。
私は有名な童話だと思っていたし、昔TVアニメも放映されてたはずなのに。
未読or未見の方はどうか、これを機会に触れてみてほしいものである。
それでは。また次回。