『コナン』ファンに嵐が吹き荒れた、昨日。
声優・神谷明氏が『コナン』を降板するとの情報が、神谷氏当人から発表されたからだ。
http://ameblo.jp/kamiya-akira/entry-10344988502.html#main
以下、当方の正直な気持ち。
悲しいとかいうより、完全にあきれ果ててます。
実を言えば、私個人としては、アニメなどのキャスト変更自体には、それほど抵抗なかったりする。
しかし。今回みたいな例は論外だ。
思い返せば、1996年にアニメ化された最初の時から、『ルパン三世』のような
声優騒動が起きたら大変だとは思っていたが。その心配が本物になってしまった。
『風魔一族の陰謀』での騒動も、教訓にならなかった。
『くたばれノストラダムス』での騒動も、教訓にならなかった。
どうしてこの制作会社は、作品での声優の引き継ぎが、円満に進まないのか。
もっと言えば、どうしてここまで一つの作品が貪られ、疲弊しなければならないのか。
まして、ギャラだの何だのいう――大事というのも分かるが――
野暮きわまりない話が出てくるのは、単純に不快だ。
子供の夢を壊すな、せめて双方の事情を明らかにしろと言いたい。
私は、今回の最大の被害者に謝りたくてならない。
他の誰でもない、「毛利小五郎」というキャラクターに対して。
こんな余所の世界の都合に振り回して、おっちゃんごめん。本当にごめん。
ともあれ、さすがに潮時だろう。アニメの放映も。サンデーの連載も。
とっくに時期を逸して、手遅れになりかけてる気もするが。
特にアニメは、こんな事になるなら、昨年終わるべきだったのかもしれない。
作品が堕ちていくのを見せられるのは、ツライです。
それでは。また次回。