好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

事件235『工藤優作の未解決事件』(第77巻)考察。

とうとうコナンもスマホを使う時代。

これで完全に、「七つの子」の伏線は滅びたと見なして良いだろう。

まるで異なる二つの事件に、ただ一つの共通項。
この、路上に「死」の字が残されるトリックは、
作意的ではあるが、なかなか秀逸である。

なお、この事件の推理はほぼ全編、工藤家にて展開する。
世良と沖矢、二人はそれぞれ、例によって怪しい言動をほのめかす。

そんな二人に対して、やっぱりコナンは警戒してるのか違うのか分からない。
『プロサッカー選手脅迫事件』の頃は、
トイレでももっと慎重に話していたはずなのに。
わざわざ廊下へのドアを開けながら
一人二役を演ってたら、気づかれても仕方ない。
かと言って、敢えて気づかせようとしてるようにも見えない。

そして事件解決後、何故か唐突に世良が涙を浮かべて終わる。
私としては、考えさせられる前に呆気に取られてしまった。
答えは一体どこにある?

それでは。また次回。