urn(アーン)。名詞:つぼ、 かめ。骨つぼ。茶沸かし。
……てっきり、こういう意味のタイトルだと思ってました(笑)。
今回は、良くも悪くも本格路線。
要するに今回は、「トリックのためのトリック」が張り巡らされていたというか。
口を大きく開ければ、普通は必ず目を閉じる――のアイディアはシンプルで良し。
他にも、トリックのための「必要性」は十二分。
被害者は蝶好きである→だから自殺しない、だから部屋にヨモギがある。
犯人は歯科関係者である←だから被害者に口を開けさせる事が可能。
犯人のクシャミ→だから犯人はヨモギ花粉症。
補聴器がないと耳が遠い→だから外すと証人になれない。
……というように、伏線は序盤から敷かれていたので。
ただ逆に、展開の「必然性」は弱いかも。
銃殺には技術と体力が要るし。
拳銃をそのまま部屋に置いているはずはないし。
何より、警察への通報が異様に遅いし。
(確かに、本格ミステリだと警察は、ほとんど不要だったりしますが)
ところで。また今回も蘭は不在。(コナンと小五郎のみ)
何かスケジュール上の都合でもあるのでしょうか……。
それでは。また次回。