『肝試し編』
良くも悪くも原作にありそうなエピソード。
部活メンバー全員で、谷河内の廃村エリアを探検する話。
作中で語られる怪談は、確かに雛見沢症候群の症例と一致している。
肝試しの面々は上手い具合に偶数のため、以下のペア分けで歩く。
ただ、読んでいて幾らかの違和感も。
かぁいいモードのレナが興奮から鼻血を噴き出して辺りを血の海にするギャグはまだ序の口。
・ルールXを乗りこえてるだろうに、圭一もレナも詩音も症候群を発症(しかもギャグとして)。
・羽入が突如実体化したり解除したり、そもそもどういう立場かハッキリしてない。
(『猫殺し編』参照)
……etc。
もっとも、こういう些末な部分を気にするのは野暮なのかもしれない。
ただ、個人的に一つだけ、どうしても納得しかねる点。
・街灯のない廃村を、懐中電灯だけで普通に歩けてる事。
人里離れた森林は、昼日中でも歩きにくい。
街灯なければ真の闇。
段差に落ちて怪我したら詰む。
肝試しとか抜きで断じて歩きたくないな私は。
それでは。また次回。