またもコナンと小五郎のみの登場。(蘭は不在)
事件の真相は、早々と察した。
確か、開始から10分以内だったか。
どうも警察も色々動いていたようだが……
もし関係者たちのアリバイを調べてたら、
あの犯人は一発で有罪、もとい逮捕されてたんじゃないかと思う。
日頃の文体は、そう簡単には変えられない――という説明には、
半分はごもっともと思う。
私の文体も、我ながら独特なので。
古臭い文語体や、漢字や漢語がかなり多いとか。1センテンスが短いとか。
咄嗟に書いた文章だったら、バレる確率は高かろう。
ただ、もう半分は少々「???」の感覚。
犯人……何も、全くの”素”の文体のままで書かずとも良かろうに。
私でさえ、書く世界観やジャンルごとに、文の書き方を変えているのに。
文体を練り直す時間、他人の文体を真似る時間は、幾らでも有ったと思うのに。
或る意味、プライド高かったのかなぁ、犯人の奴……。
それでは。また次回。