好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

どうせ人生そんなもの。by100歳。

映画『100歳の華麗なる冒険』を劇場へ見に行く。

スウェーデンの映画を見るのも珍しい。
予告編を見かけた時から、伏線好きとして惹かれていた。

正直に言いまして、賛否の分かれる内容だと思う。
最初、おじいさんの猫が死んだ後の展開を、
(苦笑いでも)笑って流せるかどうかで、見る人の評価は決まる。

何と言っても、おじいさんマジで何も考えてない。
人生で求めるのは、爆弾と酒と、後はその場のノリ。以上。

現在の彼の「冒険」と並行して、その半生が実にスムーズに描かれていくのだが。
精神病院にも入るわ強制収容所にも入るわ。
原爆開発にも東西冷戦にも一枚噛むわ。

機転と偶然の力で、あれよあれよと急展開する度に、
とうとう堪えきれずに大笑いしてしまった自分がいた。
劇場の全員でどっと笑った作品は久しぶりである。

この映画、小難しい理屈は忘れて見ると吉。
どうせ人生そんなもの、と達観した気持ちになりました(笑)。

それでは。また次回。