またも行って来ました美術鑑賞。
今回は、川村記念美術館。
ココは、前回の国立近代美術館よりは小さい規模。
ならば、込みすぎという事もないだろうし、
思い立ったが吉日という事で、出発。
電車とバスを乗り継いで、約90分の道のり。
地平線が見えそうなほど広い田んぼの景色を通り抜け、
美術館に辿り着く。
本命の「マティス・ボナール展」についての感想は、
例によって(?)割愛。
私の記憶に寧ろ残っているのは、
その部屋に辿り着く前に見た、抽象画のエリア。
特に、この2点。
『シーグラム壁画』(byマーク・ロスコ)
『アンナの光』(byバーネット・ニューマン)
この2ヶ所、私のようなシロウトには、ただひたすら「赤い空間」にしか見えず。
あるいはミステリ党としては、乱歩の作品を思い出すべきか。
あの部屋たちの座席で、のんびり過ごしていた方々には、
きっと私とは違う“何か”が視えているんだろう。
私がその気持ちに至るには、まだまだ精進が足りないようだ。
それでは。また次回。