好事家の世迷言。(続)

調べたがり屋の生存日記。gooブログから引っ越し中。

TVアニメ版『シティーハンター』雑感

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その34)

『衝撃!!獠の父親宣言 寝てる子は起こすな』(吉田母子編)事件や戦闘よりも、人情話がメイン。ある意味、真柴母子編を先取りした内容でもある。・香、朝食調理中。『Mr. Private Eye』をハミング。泡立て器使用。・隠し子騒動勃発。が、獠も香も落ちついて議…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その33)

『がんばれ海坊主!!ハードな初恋協奏曲』(江梨子編)・海坊主が、惚れた女に奮闘する。原作至上主義者としては苦笑い、アニオリならではの話。生真面目なキャラは、往々にして惚れっぽい属性をくっつけられるものなのだ。・やっぱり冒頭は港。海坊主のロング…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その32)

『獠・死なないで!!ハードボイルドマグナム』(マイケル・ガーランド編)今回はシリアス全振りの決闘エピソード。・冴羽さん、午前7時にダイニングに着席。健康的な生活。・読んでる新聞の名前、読買新聞。・その朝刊の公告に「パッション」の文字発見。・1面…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その31)

『バリバリラブ!乙女心を駆けぬけろ!』(鹿鳴館綾子編)バイク描写に力の入った回。どちらかと言うと少女漫画の雰囲気が強い。・タイトルの「バリバリ」からして80年代の流行語。バリバリ働く企業戦士、なんて表現があったものだ。・暴走族の抗争。今となっ…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その30)

『恋のライバル出現!?香さんをいただきます』(蛾眉丸信二編)男性キャラを護るアニオリ。男性陣の裸が妙に多い回でもある。・信二が持つのは「読瓜新聞」。一面の見出しは「ついに結婚!!/相手は、な、なんと/ロリコン趣味!?」←タブロイド誌?しかも別カットで…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その29)

『依頼料は500円!?メルヘン美人は獠好み』(村越さおり編)いたいけな年少者ご新規ファン獲得を目指せる、こども名作劇場レベルの美談である。因みに今回の“美女”の声は高島雅羅氏。・さおりの家。「マンション サンライズ」・「500円で大人三人やっつけて」と…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その28)

『獠と海坊主の純情足ながおじさん伝説(後編)』(氷室真希編)・香もサエバアパートを「マンション」と呼ぶ。・香&海坊主が、窓辺の獠&真希を見張る場面、BGMが完全にギャグ。本当は、どシリアスな伏線なのだが。・真希が狙われる理由を述べる海坊主。原作だ…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その27)

『獠と海坊主の純情足ながおじさん伝説(前編)』(氷室真希編)原作付きは前後編、アニメオリジナルは単発という基本方針がほぼ確立。尺が大幅に伸びたため、今までよりテンポがゆっくり、かつ丁寧になった。・OPが『愛よ消えないで』から『ゴーゴーヘブン』に…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その26)

『愛ってなんですか?獠の正しい恋愛講座』(皆川由貴編)ファストフード店「ドナルドマグ」でのエピソード。ヤクザとの抗争ネタや、貞操帯ネタなど全カット。結果として、ますます平和な話になった。・店長CV、山寺氏。原作の、由貴ファン1号ヤクザのキャラを…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その25)

『愛の国際親善?!ライバルはブロンド美人』(エンジェル・ハート編)(※今回の“美女”の名前が、「エンジェル・ハート」である。)・ホテルの名前「HOTEL JEINUS」。・敵が滝の中で感電。稚姫編とほぼ同じ展開。(脚本は同じ武上氏)・説明ナシでサエバアパートへ、…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その24)

『バラ色の入院生活?狙われた白衣の天使』(岩井善美編)堀越ちえみ編のバリエーション。カットされてる場面が多いが、過激ゆえ当然だろう物が大半。(例:空気注射未遂)・獠のいた大部屋。星野和彦/松平良太郎/原卓/富永恵一/冴羽獠/相田公次・深夜巡回する看…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その23)

『毒バチブンブン!空から花嫁降ってきた』(名取かずえ編)【カットされた描写】・ブーケを受け取った獠が女性たちに袋だたきにされる。・かずえが“シフトレバー”をつかむ。・獠が敵にVサインを示す。(壊すタイヤは、原作では二つ、アニメでは一つ)・リョウの…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その22)

『愛のキューピット ダイヤモンドに乾杯!!』(星野アリサ編)「キューピッ『ト』」である事に注意。初対面かつ一般人ながら、冴子めいた行動する依頼人。前半はフラストレーションが少なくないが、後味は悪くない。・夜の海を泳ぐダイバーと思ったら、何とビキ…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その21)

『姿なき狙撃者!!獠と冴子の危険なゲーム』(ジェリー・スミス編)古き良き日本を愛する外国人の元新聞社社長、ジェリー・スミス氏を護る話。連載初期を思わせるハード路線の力作。『野上冴子再登場編』アニメ化時にカットした下りを掘り下げ、その結果として…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その20)

『山から姫が降りてくる 獠の長~い一日』(花姫編)世間知らずの令嬢に東京見物してもらう回。・獠「ここんとこ美人の依頼がサッパリない!」……という事は、依頼そのものは来てるんだね。・伝言板の右横に「くずもの入れ」。ゴミ箱でさえない。分別って概念が…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その19)

『思い出の渚 オーディションは危険がいっぱい』(鹿島悦子編)獠が歳取ってると評される場面は全カット。一方、香は、護衛をこなす有能ぶりを強化されている。(ロングヘアに化ける描写はカット)・獠の「まっかせなさーい!」「わーお!」どっちもいただきまし…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その18)

『夏の夜のお告げ?!祈祷師に恋の手ほどき』(稚姫編)日本社会を裏から支える巫女を守る話。王道の定番。・予言の「太き剣(つるぎ)を腰に持つ」って表現。日本の古語なら「大太刀を佩く」とかの方が自然かと。分かりづらくなっちゃいますが。・掲示板の文字。…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その17)

『夏の美人デザイナー 獠の心はハイレッグ』(大原緑編)ギャグ描写の回が続く。見た目重視の結果か、脚本がやや荒い印象。・とにかくタイトルのインパクト。「ハイレグ」ですらない。当時は新語だった。・鮫を「ジョーズ」呼びするのも時代性。・依頼内容は、…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その16)

『おきゃんスチュワーデス 獠の教官物語』(堀越ちえみ編)TVシリーズ初のアニオリ展開。時代性の強い特殊な職業にまつわる事件を解くという要素に絞られた、シンプルな内容。依頼人の“美女”が男好きという設定が独特。香が積極的に解決へ動くのも印象に残る。…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その15)

『獠が女子大講師?麗しのお嬢サマを守れ』(片岡優子編)・遺言書の隠し場所などの、遺産相続の争いを全カット。優子と義母の関係も基本的に安定している。優子の義姉・由起も登場しない。・冒頭の脱衣シーン。アニメの冴羽さんスネ毛はえてる←見えた瞬間にネ…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その14)

『16歳結婚宣言!アイドルに熱いキス』(松村渚編)エロネタ、下ネタをほぼ全カット。獠&香のやり取りも少ないため、渚が主人公の少女漫画のような趣。【カットの例】・「10年後に一発やりたかった」(by獠)・渚がPAD入れてる事。・獠が渚の関係者(女性)たちを…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その13)

『オレの敵は美女?史上最大の美女地獄!!』(野上冴子再登場編)獠&冴子の活躍を強調。結果的に、香が割を食っている形。【カットされた描写】・冴子との“過ち”(三発の貸し)・「身体が銃の一部に……」(by獠)。・香が男子更衣室に入ってしまう。・香が、冴子が…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その12)

『子供(ガキ)は得だね!危険な国のモッコリ美人』(川田温子編)・獠&香の恋愛事情を全カット。拓也への教育的指導にフォーカスした構成になっている。・香の伝言板チェックの下りカット。・諜報員の名前はアーノルド。(エンドロールで判明)・エマリアの政況…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その11)

『レオタード美女はチューリップがお好き』(麻生かすみ編)1秒でも尺を詰めようとする執念を感じた回。【カットされたシーン】・獠が電車に乗る出来事一連。・かすみ(変装)と会った途端、砕ける獠。・香の背後から発するオーラ。(「あたしより美人」etc)・か…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その10)

『危険な家庭教師?女子高生に愛の手料理』(竜神さやか編)・原作の竜神会会長編(『悪党にはなにもやるな!』)(JC第2巻)がアニメ版には存在しないため、冒頭がオリジナル展開。謎の女に1億円を押しつけられた形。・会長と獠が腐れ縁みたいな印象。・車で乗り…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その9)

『ギャンブルクイーン 華麗なる恋の賭け』(牧野陽子編)・香の外出理由の違い。原作は冬のためスキー、アニメは春のため旅行。・「スカンピン」「全財産」の発言で、獠の懐事情が分かりやすい。原作より遙かに短い尺で伝わる。圧縮の妙技。・原作もアニメも、…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その8)

『美人に百発百中?!女刑事には手を出すな』(野上冴子初登場編)・一秒でも早く冴子を動かすという、スタッフの絶対の意志を感じた。・9割アニオリ。テンポと分かりやすさの重視が、一段と激しい。・情報分析室という名のトイレで、新聞読む冴羽さん。秘宝展の…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その7)

『心ふるえる銃声 悲しきロンリーガール』(萩尾直行編)・竜神さやか関連のエピソード全カット。事件解決の流れを掘り下げ。・獠&香の痴話げんか(?)。ダーツバトルにくすぐり刑に、何だこのイチャイチャパラダイスは。・依頼を受ける条件を語る獠。公園で香…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その6)

『恋しない女優 希望へのラストショット』(佐藤由美子編)・換骨奪胎が豪快。テンポ最優先で、全7週の原作を30分に圧縮しているため、印象がかなり違う。特に、由美子のキャラが別物。・原作の由美子は、秘めた諦観が少しずつ解けていく過程がじっくりと描か…

TVアニメ版『シティーハンター』雑感。(その5)

『グッバイ槇村 雨の夜に涙のバースデー』(ユニオン・テオーペ初登場編&ジェネラル編)・前半はオリジナル、後半はダイジェスト。・ジェネラルの狙う車のナンバー。「品川52 や 08-93」。やくざ。・殺害シーンを見せないのは、教育的配慮にして秀逸なミスリ…